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一球入魂の姿勢

時々ご利用者のご家族より、感謝のお手紙をいただくことがあります。
とても嬉しいことですし、スタッフを誇りに思います。

厚労省のデータによると平均的な介護期間は男性で9.79年、女性で12.93年と言われています。
特養や有料老人ホームなどの施設に入居した場合、最期を迎えるまでの平均は約4年と言われています。
施設ではなく自宅で介護や医療サービスを受ける方の場合もそれほど長い期間ではありません。

つまり、私たちのような在宅介護医療の事業者がご利用者様に関わらせていただく期間は短いことがほとんどです。
今まで初めてお会いしてほんの数日でお看取りした方もいれば、今なお現在6年程のお付き合いの方もいらっしゃいます。
その期間が短いか長いかということよりも、その人にとって人生最終章の期間がどれだけ有意義であったかが重要です。
仮にその期間が短いのであれば尚更に、その人の生きてきた背景や価値観を大切にし、残された時間のその人にとっての幸せを共に探し、
最期まで生ききる支援をし、知恵を絞りベストを尽くし期待を超える価値を提供できるかどうかを最優先に考えて接することが大切ですね。

来月から開所して丸6年、7年目に突入します。
感謝されることは確かに嬉しいのですが、私たちの仕事は感謝されやすい環境にあることを肝に銘じ決して驕らずの姿勢でいきたいと思います。

株式会社 ボンズシップ | 2021.03.15 9:01