最近の個人的学び
こんにちは、東陽PTのAです。
だんだん涼しくなってきましたね。
屋外歩行練習をしやすくなってきたので嬉しい限りです。
ここ最近、担当し始めた方から、「作成した装具が合わなくなってしまった」というお困りごとが聞かれました。
術後に病院で装具を作成したけど、時間が経つと浮腫がとれたり、筋肉が痩せてしまったり、体重が変化したりなどの理由で、合わなくなってしまうことはよくありますよね。
他にも、経年劣化でライナー(断端に装着するクッション材)が破れてしまったり、足部が割れてしまったり…。
今回のケースでは、手術と装具を作成してくれた病院が遠くにあったため、退院後に義肢装具士さんからの十分なフォローが受けにくい状況にありました。
作成元の義肢装具士さんからも、近隣地域で対応してくれる別の義肢装具士さんにみてもらったほうがいいと勧められたため、さっそく近隣地域で義肢装具士さんを探し、みてもらうことに。
私はベルトやパットなどでの調整かなと思っていたのですが、義肢装具士さんからは作り直しを推奨されました。
「これは作り直しが必要なレベルなんだ!」と驚いたのと同時に、「作り直すことってできるの?」という疑問。
お話を聞くと、現在の装具を作成するのに利用したのは医療保険であり、今回は障害者手帳を利用した装具再作成ができるとのこと。
調べたところ、初回作成は医療保険(療養費制度)を利用して、修理や再作成の場合には補装具費支給制度(自立支援法・障害者総合支援法)を利用するそうですね。
装具の調整or再作成の見極め、利用する制度など、非常に勉強になったケースでした。
こういった学びも、ご利用者様の生活に密着できる訪問リハビリならではですね。
まだまだ勉強不足だなあと反省しましたが、訪問リハビリにおけるいろいろな方との関わりの中で、少しずつ学んでいけたらと思います。
そんな魅力あふれる訪問リハビリですが、ボンズシップではただいま一緒に働いていただける方を募集しております。
インスタグラムもやっていますのでそちらも是非。
(今回載せたケースは、ご本人より掲載許可をいただいております。ご協力いただきありがとうございました!)
株式会社 ボンズシップ | 2025.10.06 12:00