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東京都訪問リハビリテーション実務者研修会に参加しました。

先月の11/17.18で東京都訪問リハビリテーション実務者研修会に参加し、

終末期の在宅医療というテーマで1日半学びました。

 

 

今回の勉強会で一番印象強かったのが、

日本の在宅死亡率が諸外国と比較して圧倒的に低いことです。

 

日本の在宅死亡率が1割程度なのに対して、アメリカやオランダは3割以上あり、

 

病院での死亡率は日本が約8割、アメリカ、オランダは3~4割と

 

他の先進国と比較し圧倒的な差がついています。

 

ちなみに高齢者施設で比較すると、日本が1割程度なのに対してアメリカ・オランダは2~3割と、

どれだけ日本が病院での死亡率が高いかわかりました。

 

最期は家で過ごしたいという声が多く聞こえる中、実際には病院で亡くなってしまう方が多い日本の現状。

今の自分に何ができるかはっきりとは分かりませんが、地域への啓蒙活動など今後行っていけると良いのではないかと感じました。

 

そして、終末期の介入について、リハビリテーションの視点から個人的には、

終末期だからリハビリテーションを終了してしまうのではなく、

終末期だからこそ、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によるケアを最期まで継続し、

可能な限り、それになるべく近い形で、ご利用者様のニーズに応えていきたいと思いました。

 

 

リハビリテーション課 阿部

 

 

 

 

 

株式会社 ボンズシップ | 2018.12.03 17:00