終戦記念日に生きる意味を問い直す
今日、8月15日は終戦記念日です。
この日は単なる過去の記念日ではなく、私たちが「今」を生きる意味を問い直す大切な日だと思います。
私は一昨年、鹿児島の知覧特攻平和会館を訪れました。
そこで、当時の私の息子と同じ17歳の少年が特攻の前日に両親に残した手紙を読み涙が止まりませんでした。
「もし彼らが生きていたら、どんな未来を創ってくれただろうか」
この問いは、ずっと私の心に強く残っています。
私たちが今、学業や仕事だけでなく、趣味や遊びにも時間を割き
それぞれの才能や個性を存分に発揮できる平和な時代を生きているのは、決して当たり前ではないのです。
戦地で失った多くのかけがえのない命、
戦後の焼け野原から懸命に復興を支え、
未来を切り拓いてくれた先人たち、
そして高度経済成長を生き抜いてきた世代が繋いでくれた「命のバトン」のおかげです。
年齢も性別も出身地も違う私たちが、こうして奇跡的に同じ会社で働くことが出来るのも
先人たちが繋いでくれたバトンのおかげだと思います。
このバトンをしっかりと次の世代へと渡していくためにも
過去の犠牲の上に成り立つ「今」と「未来」を無駄にしないことが
私たちの世代の役割であり、存在意義ではないでしょうか。
経営理念にある幸福度向上を目指し、日々の仕事がどのように社会に役立っているのか
世の中のどんな貢献に繋がっているのか実感しながら
明るい未来の創造に向けて過ごしてほしいと思っています。
株式会社 ボンズシップ | 2025.08.15 8:45