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対談企画〜医療福祉介護に携わる方へインタビュー ”想い”で繋げる地域の輪〜 第5回 前編

ボンズシップ清水社長の対談企画スタート!

この業界に携わり、ご活躍されている皆様の”想い”を

お届けすることで、関連機関との繋がりや、

より安心して暮らせる地域づくりに寄与できれば幸いです。

 

第5回目は、

医療法人社団順晃会 稲見内科医院 

院長 稲見 晃一 (いなみ こういち)様

にご協力を頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

医療法人社団 順晃会 稲見内科医院

1971年 開院 その後50年間にわたり地域医療へ携わる

 

 

 

 

 

 

 

対談の様子はこちらのブログで前編/後編に分けてお届けいたします。

 

※以下、対談内容の黒字はボンズシップ清水社長、

青字は稲見内科医院 稲見院長といたします


 

本日はよろしくお願いします。

早速ですが、先生が医師を目指したきっかけ等ありましたら

お聞かせいただけますでしょうか。

 

元々、父が先代で稲見内科医院をやっておりまして、

1971年に開業し、だいぶ長く地域の方にお世話になっておりました。

私は生まれも育ちも大島ですので、近所の方が父のクリニックに

受診しているというのを見て育ったというのがまず一つのきっかけです。

 

医師になって具体的に何をしたいかというのは、

祖父の病気が難治性だと耳にした時に自分も難治性の病気を

診療したいと思ったのがきっかけになりました。

 

幼少期から医師になることを考えていらっしゃったのでしょうか

 

本当に直前になるまで決めかねていましたが、

身近で見て育った影響は大きかったと思います。

 

 

 

 

 

 

お父様の代からということで、

二代目でいらっしゃるということですね。

 

そうですね。今は医師の妻や姉、同期の医師も

クリニックを手伝ってくれています。

 

1971年からという事ですので、長くこの地域に

根差した医療を展開されているかと思います。

改めて、江東区大島という地で、

どのような医療を提供していらっしゃいますか?

 

我々が提供しているのが、かかりつけ医としての

地域医療という部分になります。

例えば、私が大学時代に行っていた

膵臓に関わる抗がん剤であったり膵生検の治療は専門医療で、

それ以外はすべて地域医療だと思っています。

お看取りまで含めた終末期の方や

通院が難しい方の緊急の往診であったり、

3歳児検診、幼稚園小学校などの校医などもすべて含め、

地域のかかりつけ医として医療を提供しています。

 

一家のおじいちゃんからそのお孫さんまで往診や

学校医として関われた事例もあります。

大学病院や癌センターのような特別な医療をやるわけではないけれど、

その人やその人の家族に寄り添っていくそんな医療を目指しています。

 

身体の事はもちろんですけど、

身体以外の事(家族のことなど)も

わかってもらえていると思うと

安心して医療を受けられますね。

その医療を提供する際に大事にされている

価値観でしたりお考えがあれば是非教えてください。

 

 

 

 

 

 

いつであっても、どんなことでも相談できるのが

かかりつけ医だと思っています。

そのすべての相談をこのクリニックで完結させることは

難しいと思っていますので、当院に在籍している

呼吸器、循環器、メンタルの医師や近隣の医療機関とも

密に連携を取って、解決に向かっていくことを大切にしたいと思っています。

あとは訪問看護のスタッフの方やケアマネージャーさん、

地域包括センターの皆さんともしっかり連携していくことで

色々な相談にのっていきたいと思っています。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

(稲見内科医院 外観の様子)

 

お話の途中ですが前編は以上となります。

 

後編は12月中旬頃掲載予定です。

株式会社 ボンズシップ | 2023.12.07 9:34